古くはエジプトで子孫繁栄を願って踊られたと言われるベリーダンス。宮殿のハレムでも踊られ、形を変えながらオリエントで踊り継がれてきました。
今では様々なスタイルがあり、世界中の女性に踊られています。(実は男性も踊りますよ!)胸や腰を回したり、身体を波打たせたりする動きが特徴で、その動きからは女性のしなやかさ、ダンサーの内面、個性が大きく反映されるダンスです。
現在のベリーダンスは大きく分けて
●オリエンタルスタイル(エジプトやトルコのベリーダンス)と
●トライバルスタイル(アメリカで生まれたベリーダンス)に分けられます。

トライバル(Tribal)とは部族の、民族の、という意味。
1980年代後半、アメリカ・サンフランシスコにて、Carolena Nericcioが設立したFat Chance Belly Danceによって確立されたATS(アメリカントライバルスタイル)が現在のトライバルベリーダンスのルーツです。
大きな特徴は「2~4人のグループによる即興の群舞」であるということ。
数十種類あるステップやフォーメーションを用い、リーダーが出すキュー(合図)によってフォロワーダンサーが合わせて踊ります。
コスチュームはチョリにコインのついたブラを重ね、ボトムは10ヤード以上のスカートにタッセルやフリンジのベルトを付けたもの。

ATSにヒップホップやジャズダンス、インド舞踊、オリエンタルベリーダンスなど様々なダンスやカルチャーを融合させたスタイル。
ベースはあくまでATSだけれど、踊りやコスチュームについては特に決まりはなく、いずれも「かっこいい」「女性の強さ」といった要素が強いのが特徴。
かつてFat Chance Belly Danceのメンバーだったダンサーが1990年代に踊りはじめたのが最初で、Rachel Briceによって瞬く間に世界中に広まりました。